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関電、後任社長を内部昇格へ 副社長ら候補者案を諮問委に提示

 関西電力が、福井県高浜町の元助役(故人)から多額の金品を受領していた問題の責任を取って辞任する岩根茂樹社長(66)の後任に、副社長ら社内取締役6人から昇格させることを検討していることが9日、関係者への取材で分かった。取締役人事を審議する「人事・報酬等諮問委員会」を8日に開き、後任候補者案を提示した。

 金品受領問題を受け、関電は社外弁護士による第三者委員会の報告書提出に合わせて岩根社長が辞任すると明らかにしており、会長を務めていた八木誠氏や原発部門幹部らも辞任した。

 同委員会には、森本孝氏(64)や弥園(みその)豊一氏(63)、稲田浩二氏(59)ら5人の代表取締役副社長と、取締役常務執行役員の島本恭次氏(61)が次期社長候補として示された。

 同委員会は、社外取締役を兼務する井上礼之氏(ダイキン工業会長)や小林哲也氏(近鉄グループホールディングス会長)らが委員を務めている。

 金品問題をめぐっては第三者委が近く、調査の進捗について説明する記者会見を開く。最終報告は年明けになる見通しで、新経営陣発足は報告後とみられる。

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