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プラスがぺんてるの株約30%取得 「コクヨの敵対的買収阻止」

 文具大手のプラス(東京)とぺんてる(東京)は13日、プラスがぺんてる株を株式持ち分比率で約30%取得したと発表した。両社の提携を支持する株主と合わせると「50%を優に超える」とし、同業最大手のコクヨ(大阪市)が目指すぺんてるの連結子会社化を阻止したと主張している。

 ぺんてるがプラスと連名で公開した文書によると、プラスは約300人のぺんてる株主のうち約200人から購入。買い付けに応じなかったものの、ぺんてるとプラスの協業を支持する株主と合わせれば、コクヨが目標とする過半数までの買い増しについて「もくろみを阻止した」と強調し「自主独立の経営・事業活動を継続する」とした。

 また、ぺんてるはコクヨから敵対的買収を受けた経緯を踏まえ「コクヨとの間で行われてきた『協力関係構築に向けた協議』を中止する」と表明。コクヨが5月に約37%を取得して筆頭株主となって以降行ってきた提携協議を打ち切り“絶縁”する意向も示した。

 コクヨは12日、今回の買い付けでぺんてる株を約8%積み増し、45.66%まで高めたと発表。15日まで買い付けを続ける方針を示したが、過半数確保は困難な情勢だ。さらに、ぺんてるは非上場のため株式譲渡に取締役会の承認が必要だが、コクヨが買い付けを取り付けた約8%の株式については承認しない意向を示している。

 ぺんてる・プラスの発表についてコクヨは「事実確認を進めており、コメントは差し控える」としている。

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