現場の風

東急モールズデベロップメント 多様な暮らし方を沿線で提案

 □東急モールズデベロップメント グランベリーパーク総支配人・青木太郎さん(48)

 --東京・南町田の複合商業施設「グランベリーパーク」の来館者が、リニューアル開業から約2週間で100万人を突破した

 「(刷新前の)グランベリーモール時代の来館者は年間約700万人。今回は公園などが一体となった開発で、その倍ぐらいはいきたいと考えていた。ペースとしてはだいぶ早く、多くのお客さまが来てくださった」

 --最寄り駅も施設と同名に改称した

 「渋滞を避ける意味でもなるべく電車で来ていただくことを意識し、急行を停車させ駅名も変更した。公共交通機関の利便性を実感してもらえるのではないか」

 --公園とつながる一体開発の狙いは

 「暑さ寒さ匂い感触などを感じてもらえる点で、バーチャルではない本物の体験ができることが強みだ。スマートフォンやパソコンを使ってワンクリックで買い物できる時代に足を運んでもらうために、ここでしか体験できないことを提供することが重要と考えた」

 --郊外型の開発の位置付けは

 「これまでも渋谷など都心での開発と、東急田園都市線の沿線中心の開発の両軸でやってきた。二子玉川、たまプラーザ、南町田は郊外の重要拠点で、都心とは違った郊外ならではのまちづくりをしている。多様な暮らし方を沿線で提案し、交通の混雑緩和にもつなげたい」

 --郊外型開発での提案はどんなライフスタイルか

 「住む、暮らす、働くことができる環境をつくりたい。来年1月29日には異業種の人たちが共用できるコワーキングスペース「BIZcomfort(ビズコンフォート)南町田」がグランベリーパークの一角で開業する。都心で働くスタイルだけではなく、緑の多い自然豊かな場所で暮らしながら働くという形も含め多様な働き方が今後広がっていくと思う。その一翼を担いたい」

                   ◇

【プロフィル】青木太郎

 あおき・たろう 1995年4月東京急行電鉄(現東急)入社。2009年「たまプラーザ テラス」の初代総支配人。10年から「SHIBUYA109鹿児島」「SHIBUYA109香港」の開発プロジェクト、18年から南町田開発プロジェクトを担当。19年10月から現職。横浜市出身。

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