業界団体だより

大遊協、設立60年 組合活動を高く評価

 大阪府遊技業協同組合(大遊協、理事長・平川容志氏)は6月12日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で第60期定時総代会を開催。当日は大阪府警察本部の高木久生活安全部長が行政講話を行った。

 高木部長は冒頭、設立60周年を迎え健全化に努める組合活動を高く評価。また、新型コロナウイルスの感染拡大に触れ、「貴組合においては大阪府の休業要請にあたって、業界と組合の尊厳をかけ全組合員店舗に対して営業自粛を要請するなど迅速な対応を行った。感染抑止に大きく寄与すると同時に地域社会の責任ある業界団体としての姿を示した」とたたえた。その後、業界課題として「ぱちんこへの依存対策について」「児童の車内放置事案の未然防止について」「経過措置の1年延期について」の3点を掲げ、それぞれ適切な対応を要請した。

 平川理事長はあいさつで、依存問題対策を最重要課題として防止施策に取り組んでいることを報告。「経営環境は非常に厳しいところだが、組合としてファンに親しまれる大衆娯楽を維持、継続し、法令を順守し健全営業を堅持していきたい」と述べた。

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