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「社会的距離」啓発サポート JSOLがオンライン教育、SOMPOは防災動画

 新型コロナウイルス感染防止に必要なソーシャルディスタンス(社会的距離)。啓発する専用ロゴを制作・公開するとともに、その実践を支援する企業が出始めた。ICT(情報通信技術)サービスのJSOL(東京都中央区)は教育現場のソーシャルディスタンス支援に向け小学生向けプログラミング教育をオンラインで開始、SOMPOホールディングス(HD)は防災動画を作成した。

 JSOLは、従来のコーポレートロゴをアレンジしたソーシャルディスタンス仕様の「JSOL 間をあけてつながろう」を公開した。他者との物理的な距離を保ちながら、ICTを活用することで人と人がつながると訴求するだけでなく、その思いをCSR(企業の社会的責任)活動に取り入れた。

 2016年度から無償で開催してきた小学生向けプログラミング体験を、小学校に出向く出張授業からオンラインでの自宅学習支援に切り替えた。

 新型コロナの影響で一斉休校に入り対面授業が行えなくなったため。小学校が自宅学習向け教材探しに苦労していることを知り、19年度に出張授業を行った学校に対し配布したコンテンツを提供した。生徒は自宅でプログラミングを体験しながら、楽しく学べることでソーシャルディスタンスの重要性も理解したようだ。

 既に多くの小学校が通常授業に戻ったため、今後は出張授業による対面のほか、要望があればビデオ会議システム「Zoom」などを活用したリモート授業も検討。オンラインでの自宅学習を含めて3方式で要望に応えていく。

 キープディスタンスを呼び掛ける専用ロゴを作成したSOMPOHDは今年、今まで学校などに集合して行っていた防災啓発イベント「防災ジャパンダ」を自宅にいながら親子で学べるようにした。

 近年の水害多発などを受け、災害時の備えを学びたいとの要望に応えた。場所を問わず楽しく学べる動画コンテンツとして、防災を学ぶ人形劇や防災ワークショップなど5種類の防災動画を作成。集合型ワークショップで人気だったカードゲームのほか、新たにコロナ禍の複合災害を想定した自宅避難、頻発している水害発生時の避難に役立つメニューなどの動画も提供している。(松岡健夫)

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