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ドコモCS 業務継続、社員の安全確保に輪番制

 ドコモCS社長・阿佐美弘恭さん(63)

 --ドコモショップの運営や法人向けネットワークのサポート、設備の建設・保守など幅広く、事業展開しているが、新型コロナウイルスへの対応は

 「当社は生活インフラの携帯電話を扱っており、顧客の安全確保と同時に、業務を継続するために社員の安全も守ることも重要だと考えている。ドコモ本体とも密に相談しながら、対策を講じている」

 --具体的な対策は

 「例えば、ネットワークのオペレーションサービスは止めるわけにいかないので、チームによる輪番制を採用している。違うチームが出会わないように出勤日を分けるなどの工夫を凝らしている。感染者が出た場合は、そのチームのメンバーを自宅待機にして、別のチームが入れ替わるようにしている。コールセンターも同様な措置を取っている。コールセンターの応答率が下がっているが、できる限りの体制で運営しており、顧客にご不便をおかけしているが、ご理解いただきたい。ドコモショップも感染拡大防止のため、予約制にしている」

 --在宅勤務を増やしているのか

 「現場は出社せざるを得ないが、それ以外は在宅勤務を増やしている。コロナを契機にテレワークを勉強して継続させたい。コロナの感染拡大前から『デジタルトランスフォーメーション(DX)』の推進を経営の柱に掲げている。さまざまな部署で、デジタルを活用して、課題を解決できるものがあるか、洗い出している。社内プロジェクトを作って取り組んでおり、働き方改革につなげていきたい」

 --6月からDeNAの社外取締役に就任しました

 「古くから知り合いの南場智子会長から要請があり、引き受けた。ドコモ時代に経験したサービス戦略の知見を生かし、お役に立てればと思っている」

【プロフィル】阿佐美弘恭

 あさみ・ひろやす 1980年早大理工学部卒業後、同年日本電信電話公社(現NTT)入社。2013年NTTドコモ常務執行役員、16年副社長。19年から現職。20年6月DeNA社外取締役。東京都出身。

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