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「飛行士冥利に尽きる」 野口聡一さん、米新型宇宙船搭乗に意気込み

 米新型宇宙船に日本人として初めて搭乗し、9月下旬にも国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を始める宇宙飛行士の野口聡一さん(55)が産経新聞の取材に応じ、「任務をしっかりと成功させてくる。一通りの訓練は終わり、明日打ち上げられても大丈夫だ」と意気込みを見せた。

 野口さんは3回目の宇宙飛行で、米スペースX社が開発した新型宇宙船「クルードラゴン」の本格運用の1号機に搭乗する。「新しい宇宙船に挑戦できるのは、宇宙飛行士の冥利に尽きる。席がゆったりとしており、乗り心地はかなり良い」と笑顔を見せた。

 クルードラゴンは5月に初めて有人の試験機が打ち上げられ、8月に帰還した。「非常に順調で、帰還は100点満点だった。安全性は非常に高いと思う」。自身の搭乗について「疑問点や運用上の不具合などの問題点を洗い出し、より完成度の高い宇宙船にするための提案をしていきたい」と強調した。

 一方、新型コロナウイルスの影響でテレワークの訓練が増えるなどの制約があるといい、「ISSにウイルスを持ち込まないのが最大の目的だ。厳しい状況の中、関係者の協力に本当に感謝している」と話した。

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