金融

西川善文・元三井住友銀行頭取が死去 「ラストバンカー」

 大手銀行の再編を主導した元三井住友銀行頭取で、日本郵政社長も務めた西川善文(にしかわ・よしふみ)氏が11日、死去した。関係者が明らかにした。82歳だった。

 奈良県出身。大阪大法学部を卒業後、昭和36年に住友銀行(三井住友銀行)入行。融資第三部長や常務企画部長として安宅産業の破綻処理やイトマン事件の収拾で実績を挙げ、平成9年に58歳の若さで頭取就任。

 13年にはさくら銀行との合併で誕生した三井住友銀行の初代頭取に就任した。14年から三井住友フィナンシャルグループ(FG)の社長を兼務し、17年にFG社長と銀行頭取を退任した。

 取引先の経営破綻処理の手腕で「不良債権と寝た男」と称されたほか、どんな相手にも物おじしない強烈な個性から「ラストバンカー」とも呼ばれた。

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