みずほ20年

坂井辰史・みずほフィナンシャルグループ社長「異業連携進める」

 みずほフィナンシャルグループ(FG)は29日、第一勧業、富士、日本興業の3行が統合し、前身のみずほホールディングス(HD)が発足してから丸20年となる。今後の経営の展望などを坂井辰史・みずほFG社長に聞いた。

 --3行統合から丸20年の節目を迎える

 「この統合は日本だけでなくグローバルにおいても銀行再編のきっかけとなり、大きな意味があった。20年を経て低金利と低成長が進行し、新型コロナウイルスの影響で米ドルまでほぼ金利がつかない時代となった。金融業にどのように付加価値をつけるかが今後の本質的な課題となる」

 --付加価値をどう生み出していくか

 「非金融領域と金融領域を融合し、新しい価値を作ることが必要で、そのためには異業種との連携が非常に重要だ。すでにデジタル技術を活用する次世代金融への対応に向け、ソフトバンクや無料通話アプリのLINEなどと提携し、(利用者情報の分析・活用など)非金融領域での新サービスも展開している。全てを内製化せず、オープンにみずほの持つ金融機能を色々なものにつなげていく」

 --金融取引を担う基幹システムの統合が19年を経て昨年、ようやく完了した

 「商品開発の時間やコストも削減できる最新のシステムをコロナ禍前に完成できたことは大きな意味を持つ。コロナ後を見据えた新サービスの展開をより強力に推進できるはずだ」

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