金融

遺産を京大iPS財団に寄付 オリックス銀が信託商品開始

 オリックス銀行は30日、死亡した際に自分の金融資産を公益財団法人「京都大学iPS細胞研究財団」に寄付できる信託商品の取り扱いを10月1日に始めると発表した。寄付された遺産は、次世代iPS細胞の開発などに充て、再生医療の普及に役立てる。

 法定相続人以外に財産を残す場合は通常、遺言書の作成が必要で、時間や手間がかかる。オリックス銀の商品は遺言書を作らず、書類の郵送と振り込みだけで簡単に手続きできるのが特徴だ。

 申込金額は100万円以上で、契約後にiPS財団から感謝状が送られる。生前はオリックス銀が運用し年1回配当金を支払う。

 iPS財団の山中伸弥理事長は「思いを託してくれる方がいることは大きな心の支えになる。再生医療の成果を必要とする患者に一人でも多く届けるべく、努力していく」とのコメントを出した。

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