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QRコード 歴史的意義認定 デンソー開発 米で「マイルストーン賞」

 デンソーが開発した2次元コード「QRコード」が、米国に本部を置く世界最大の工学専門学会、電気電子技術者協会(IEEE)の「マイルストーン(道標)賞」に認定された。電気や情報分野での歴史的な功績に贈られる賞で、製造業の在庫管理から電子決済まで世界的に幅広く活用されるようになったことが評価された。

 QRコードは、デンソーの応用機器技術部門(現デンソーウェーブ)が1994年に、社内の製造現場の在庫管理を目的に開発。それまで主に使われていたバーコードの約200倍の情報を高速で読み取ることが可能になった。

 読み取る方向も縦、横、斜めなど自由度が高く、周囲に文字や絵があっても誤認識しにくいほか、コードの一部が欠けても他の部分からデータを復元できる特徴がある。

 普及のために特許を無料開放した結果、90年代後半に製造業を中心に広がり、その後食品など他業界にも拡大。2000年代に入ってからはカメラ付き携帯電話で読み取って特定のウェブサイトを訪れたり、クーポンを表示したりする方法も浸透した。現在はキャッシュレス決済などでも活用されている。

 

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