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コロナ停滞からの復調焦点 9月中間決算発表 下旬に本格化

 上場企業の2020年9月中間決算発表が10月下旬に本格化する。新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞で4~6月期に大きく悪化した業績がどの程度上向くかが焦点だ。欧米でコロナ感染が再拡大する中、通期業績見通しが上方修正されるかなど、年度後半の収益に対する企業の見方も注目される。

 東京証券取引所の15日時点のまとめでは、11月中旬までに2200社以上の上場企業が中間決算を開示する。ピークは10月30日で、日本航空など339社が公表の予定。

 SMBC日興証券によると、政府の緊急事態宣言発令時期を含む4~6月期に、1部上場企業の最終利益の合計は前年同期比で半減した。経済活動が一定程度再開した7~9月の企業業績は全体的にやや改善したものの、依然厳しい状況が続いたとみられる。製造業では米中貿易摩擦の影響も懸念される。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の原口右京ストラテジストは「7~9月にどれだけ業績が戻ったかは年度後半の基準になる」と指摘。コスト削減が進んだ企業では業績予想の上方修正も想定されるとし中間決算での見どころに挙げた。

 コロナによる旅客需要の低迷に苦しむANAホールディングスは10月27日に発表予定。業績が外出自粛の状況に左右される三越伊勢丹ホールディングスは11月11日に公表する。

 時価総額上位の企業ではトヨタ自動車が6日、ソフトバンクグループが9日に開示する。

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