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「課題は湯切り」 開発に1年…7倍サイズの「ペヤング」はこうして生まれた (2/2ページ)

SankeiBiz編集部
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従業員が手作業で包装

 試行錯誤を重ねて完成した専用の容器は、A4サイズほどの大きさに落ち着いた。だが、その大きさゆえに、工場の製造ラインでは作れないことが判明。ペタマックスのために専用の機械をわざわざ作らざるを得なくなった。 ネット上では「ペヤング、デカくすればええと思ってるんやろ」といった声も散見されるが、“史上最大級のカップ焼きそば”は苦心の末に完成していたのだ。

 小島さんは「ペタマックスは容器が大きすぎるので、実は従業員が1個1個手作業で包装しているのです。そのため、1日で製造できる数も限られています」と明かす。

 約1年の開発期間を経て誕生したペヤングは「超超超超超超大盛やきそばペタマックス」と銘打たれた。“超”の字を3つ重ねた「超超超大盛GIGAMAX」は内容量439gだったが、ペタマックスの内容量はちょうどその2倍となり、比例するように、商品名の“超”の字も6つに増えた。一方、数値の単位はギガ(10億)から、テラ(1兆)の領域を飛び越えてペタ(1000兆)に飛躍しており、それだけ同社のこの商品に対する意気込みがうかがえる。

 ペタマックスは今月2日からコンビニで先行発売され、同16日からスーパーマーケットなどでも一般発売される。メーカー希望小売価格は980円(税別)。エネルギーは通常商品の7.7倍の4184キロカロリーにも達する。平均的な成人男性の1日のカロリー摂取量を約2倍も上回るためか、容器には「絶対に1人で食べないでください」という注意書きも添えられた。

 小島さんは「商品化までには並々ならぬ苦労と努力がありました。ペヤングは、ペアとヤングが由来になっています。ぜひ家族や友達、恋人とシェアしながら、仲良くペタマックスを召し上がっていただきたいです」と話している。

SankeiBiz編集部
SankeiBiz編集部 SankeiBiz編集部員
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