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熟練者に頼らず高精度維持 オークマ、マシニングセンター新機種

 工作機械大手のオークマ(愛知県大口町)は、大型部品加工を熟練技能者に頼らずに高精度・高効率でこなすマシニングセンター(MC)の新機種を開発、16日発売する。機械自らが加工精度を安定維持する独自の知能化技術を搭載し、熟練技能が必要だった大型加工機の精度維持を高レベルで実現する。

 新機種は5面加工門型MC「MCR-BV」。従来は熟練技能者に依存していた季節要因を含む微妙な加工空間の変異を察知・修正し、機上で段取り替えすることなく、三次元測定機並みの寸法計測ができる。100種類以上の主軸ヘッドが使用できるため、多様で複雑な大物部品の加工も1台でこなす。

 切削能力を33%高めたほか、搭載可能なワークサイズも拡大。送り速度も1.6~2倍に速めた。半導体製造装置や風力発電機などの大型部品加工分野で、高能率な重切削と高精度な仕上げ加工を両立する。

 価格は、テーブル幅3メートル、長さ5メートルの主力機で1億3090万円。年間100台の販売を目指す。

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