地域で光る・デジタルで変わる中小企業

(PR)元気印の社長のもとでテレビ会議は魔法のコミュニケーションツールとなった 玉家運輸倉庫(神奈川県)

「2019年の台風15号はひどい目に遭いましたよ。2階にある事務所の窓ガラスが割れて、水浸しです。おそらく高波がそこまで来ていたのだと思います」

 横浜市金沢区で危険物保税倉庫を運営する玉家運輸倉庫株式会社の児玉聖司社長は、そう言って真新しい事務所の天井近くの壁を眺めた。高波は、おそらく10メートルは超えていたのだろう。記録的な台風は想定をはるかに超える高波とともに東京湾に隣接する事務所と倉庫を襲った。被害は倉庫に保管していた一部の商品にも及んだという。

 被災から1年あまり。訪れた事務所に被害の爪痕はなく、説明を受けなければ分からないほど修復され、通常通りの業務を続けている。「くよくよしても仕方ありませんからね」と力強く語る児玉社長。その元気と明るさにこの会社の強さがある、と感じた。

 危険物保税倉庫は、火災や爆発、有毒ガスなど災害の危険性がある製品を保管する倉庫だ。安全性を確保するため建物は平屋に限定され、防火のための空き地を設ける必要があるなど通常の倉庫にはない厳しい基準が設けられている。関税手続きを終える前の化学品を一時的に保管できる。一般にはあまりなじみのない施設だが、日本の経済を支える重要な役割を果たしている。

 玉家運輸倉庫では、約1000平方メートルの敷地に約6000トン、ドラム缶で2万~3万個分の化学品を保管できる危険物倉庫を構えている。関税手続き前の製品を保管できる保税機能もあり、海外の化学品メーカーをはじめ約80社から塗料などの石油製品や香料などのアルコール製品などの化学品を引き受けている。

 そんな玉家運輸倉庫がテレビ会議専用のシステムを導入したのは2016年のことだ。

■運輸部門と倉庫部門の事業所が離れている…悩みの種はコミュニケーション

「ここから離れた横浜市保土ケ谷区に運輸業を手掛ける事業部があるのですが、そちらの社員たちと接する機会が少なかったのです。もっとコミュニケーションをとらなくてはいけないとずっと考えていました」と児玉社長は導入の背景を語る。

 玉家運輸倉庫の運輸事業は1964年に児玉社長の祖父が創業した会社の原点といえる事業だ。1970年から横浜市保土ケ谷区に拠点を設け、自動車部品などの輸送を手掛けてきた。児玉社長は、倉庫事業が拡大する中、横浜市金沢区の事務所を拠点に経営を指揮し、運輸事業は親族の児玉研人取締役 に任せていた。

 運輸事業部は金沢区の倉庫から車で30分ほどの距離にある。同じ会社ながら業務内容も異なり、事業部内の雰囲気や社員の気質も異なっていた。社員同士の交流も少なく、近いようで遠い間柄だ。折をみて、保土ケ谷の事務所に出向いては、社員との懇親を図っていたが、もっと機会を深める必要を感じていた。

■社員が、社会人としての基本行動を身につけ、成長する。それが会社を元気にする

 そんな中で、児玉社長が始めたのが社員のモラルとモチベーションアップのための社内勉強会だ。

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(提供 株式会社リコージャパン)

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