地域で光る・デジタルで変わる中小企業

(PR)リモートワークで帰宅時間が3時間も早く 居宅ケアマネジャーを残業から解放 清風福祉会「恵愛荘」(茨城県)

 茨城県坂東市の社会福祉法人清風福祉会(田中敏男理事長)が運営する特別養護老人ホーム「恵愛荘」は、居宅介護支援サービスを担当するケアマネジャーの負担を軽減するため、施設のパソコンを遠隔で操作できるシステムを導入した。居宅介護支援を担当するケアマネジャーは利用者宅の訪問で外回りが多い仕事だ。リモートワークの導入で、介護記録の入力などを遠隔操作で入力できるようになり、残業時間を大幅に縮減することができた。

利用者宅を訪問後に帰社して入力作業、業務の効率化に苦心

「以前はなかなか定時に仕事が終わらず、20時ごろまで残業することも少なくありませんでした。自宅に仕事を持ち帰ることもありましたが、リモートを導入したことで、定時に帰宅できるようになりました」。恵愛荘の居宅介護支援事業所責任者でケアマネジャーの荒木正明さんは語る。

 1972年に開園した恵愛荘は、約100床の特別養護老人ホームのほか、ショートステイやデイサービスなどの介護サービスを展開する。近隣には認知症の専門治療が行える総合病院があり医療面でも連携している。早期から高齢者福祉を担ってきた施設として、地域の信頼を集めている。2002年から居宅介護支援事業をスタートさせ、施設のある坂東市だけでなく、常総市や境町、八千代町など3市2町にも介護保険サービスを提供している。

 荒木さんは、施設で居宅介護支援サービスを担当する唯一のケアマネジャーで、利用者37人を受け持っている。

 介護を必要とする高齢者の自立をサポートするケアマネジャーの仕事は複雑かつ多岐にわたる。介護保険サービスを利用する高齢者やその家族からの相談を受け付け、課題を分析し、適切なサービスを提供するための「ケアプラン」を作成する。また、利用者とサービス事業者とをつなぐ調整役としての役割を持つ。また、計画通りのサービスが提供されているかどうかをチェックするほか、介護保険の給付管理なども行わなくてはならない。

 特別養護老人ホームなどの施設に入所する100人規模の高齢者を受け持つ施設担当のケアマネジャーに比べて、居宅担当のケアマネジャーは、受け持つ利用者の数は少ないものの、提供できるサービス内容をまとめたケアプランを作成するため、利用者ひとり一人のご自宅を訪問。利用者や家族の相談を受けたり、利用者の心身の状況について聞き取りをしたりしている。

 荒木さんの場合、1カ月のうち10日は保険請求の書類のとりまとめに時間をとられるため、それ以外の日に利用者宅を訪問しているが、「1日に3~4件を回ることもよくあります」と話す。施設から利用者宅まで片道で30分ほど要することもあり、移動にも時間がかかる。訪問後、施設に戻って施設のパソコンに向かい、利用者とその家族から聞き取りした内容を入力。どのような介護保険サービスを提供できるかケアプランの作成するための作業などを行っている。定時の勤務時間だけでは間に合わず、残業したり、自宅に仕事を持ち帰ったりすることも少なくなかった。

車の中でリモート入力、空き時間を有効活用

「いかに居宅介護担当のケアマネジャーの負担を軽減するかは、施設としても大きな課題でした。

【この続きは「中小企業応援サイト」でお読みください】

(提供 株式会社リコージャパン)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus