金融

りそな銀・横浜銀提携 苦しい地銀「時間買う戦略」

 りそな銀行と横浜銀行が顧客資産の運用で協業に乗り出すことが明らかになった。横浜銀は地銀の盟主的な存在として君臨してきたが、超低金利の長期化や新型コロナウイルスによる経済停滞といった環境変化にさらされる中、自前主義に頼らず実利を狙う姿勢を明確にする。

 日銀のマイナス金利政策の影響などで、預金と融資の金利差である利ざやはほとんどなくなり、銀行にとって投資商品販売などの手数料収入は重要性を増している。特に地銀にとって他社との提携は、手間をかけずに商品を充実させる「時間を買う戦略」(大手銀行幹部)として、不可欠なものになりつつある。

 総合金融グループのSBIホールディングスも「第4のメガバンク構想」を掲げて次々と地銀と提携しているほか、千葉銀行(千葉市)や中国銀行(岡山市)による「TSUBASA(つばさ)アライアンス」など、地銀間の連携も進む。

 銀行関係者は「技術の進化でシステムが異なる銀行同士も連携しやすくなっている。今後も同様の動きが広がるだろう」と指摘した。

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