2010.3.17 05:00
サービス産業生産性協議会(代表幹事=牛尾治朗・ウシオ電機会長)は16日、独自の指標をもとに国内のサービス関連産業の顧客満足度ランキングを発表した。1位は「東京ディズニーリゾート(TDR)」が獲得。また上位50社のうち11社を通信販売業界が占め、「不況に強い」との評判を裏付けることになった。
ランキングは、同協議会が経済産業省の委託で日本で初めて作成した「顧客満足度指数」によるもの。29業界から国内で一定以上の利用者がいる291社を抽出、全国10万人以上のアンケートを集計して、100点満点で評価した。また満足度以外にも、(1)利用前の期待(2)利用時の品質(3)価格の納得感-などの5項目も評価した。
満足度1位(82.3)の東京ディズニーリゾートは、ブランド価値を示す期待(81.4)、品質(84.3)、口コミ(72.9)-の3項目でもトップに。
また満足度トップ10入りは逃したが、安定した評価を得ているのがシティーホテル業界。帝国ホテルやホテルオークラなどが、東京ディズニーリゾートと同じく期待や品質、口コミの各項目で10強入り。「楽天トラベル」(満足度9位、76.9)など旅行代理店を含め、非日常を演出する業界の方が印象に残りやすいようだ。
満足度2位(81.1)の家電ネット通販「ECカレント」は、品質(78.1)で4位、価格(77.7)でも3位。通販業界からは満足度トップ10に「ジャパネットたかた」(6位、77.7)、「アマゾン」(7位、77.6)も入った。自宅で生活を楽しむ“巣ごもり消費”の広がりで、支持を集めたようだ。
満足度3位(78.8)の回転寿司チェーン「あきんどスシロー」は価格(78.7)でトップ。不況を反映して低価格志向が満足感につながったようだ。