「パズドラ」が来春ゲーセン登場 ガンホーとスクエニがアーケード版を開発

2013.12.5 13:17

 スクウェア・エニックスは5日、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが開発し大ヒットさせたゲームソフト「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」のゲームセンター向けアーケードゲーム機を開発し、来春から展開すると発表した。スクエニではゲームセンターでも人気が出るとみて、ガンホーの協力を得て事業化する。

 アーケードゲーム機の名称は「パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-」。アーケードゲーム機自体の企画、ソフト開発から製品化、設置や運営までをスクエニ側が行う。パズドラファンのほか、従来からクイズや音楽などカジュアルジャンルのアーケードゲーム機ファン層も取り込む。

 アーケード版パズドラは、オンラインで最大16人と同時接続してトーナメント方式で対戦できる。キャラクターごとに異なる物語を楽しみたい人は1人でも遊べる。1ゲーム100円を予定している。

 タッチパネルで5色のドロップを3つ以上揃えて消していくという操作などの基本はそのままに、ゲームセンター向きの内容にアレンジした。

 オリジナルのスマートフォン用ソフトの国内ダウンロード数が累計2100万を突破したパズドラだが、ガンホーは水平展開を進めている。今月12日には、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けのゲームソフトを発売する。こちらも基本はそのままにロールプレーイングゲーム(RPG)風の味付けを加えた作品に変えており、携帯ゲーム機市場に参戦する。

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