鯖江眼鏡をオンライン製作 東京メガネ西武池袋店

2016.3.18 05:00

 眼鏡小売りの東京メガネ(東京都世田谷区)は、16日にリニューアルオープンした西武池袋店で、福井県鯖江市の職人からオンラインでコンサルティングを受けて眼鏡をオーダーできるサービスを始めた。顧客がデザイン、見え具合、掛け心地の全てに満足できる眼鏡製作を目指す。フレーム価格は7万円から。

 製作は眼鏡フレームメーカー、サンオプチカル(同市)の竹内公一社長が担当。職人歴42年で、著名人が愛用する眼鏡など年間100本以上のフレームづくりに長年、携わってきた。店舗からインターネット電話のスカイプで直接やり取りする。予約制でフレームは2500色、150種類を用意している。

 眼鏡レンズは、店舗スタッフが最大14項目の視力測定を行って、提案。デザイン選定から引き渡しまで一人一人の顧客に合わせて、職人と店舗スタッフが連携して快適な掛け心地に調整する。

 西武池袋店は、6階から9階にフロアを移動してリニューアルしたのを機に、新しいコンセプトを打ち出した。鯖江の職人のオンラインオーダーは目玉テナントの一つ。このほか厳選した13ブランド500本のフレームをセレクトしたコーナーもある。

 タブレット端末上でブランド、色、材質から好みの眼鏡を選び、3次元化したユーザー自身の写真にバーチャルで試着したイメージを見ることができるシステムを備えている。

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