まるで答えになってねぇ! アマゾン買取サービス突然終了…ユーザー批判続出

2016.4.11 18:02

 インターネット通販大手「amazon.co.jp」を運営する「Amazon(アマゾン)」は、音楽プレーヤーやゲーム機、本などを査定して買い取る「買取サービス」の申し込み受け付けを4月8日に終了したことを発表した。

 終了理由についてはサイト上の「よくあるご質問とその答え」の中で「常にお客様の利便性を追求し、サービスの強化に努めています。今後もさらなるサービス強化を行っていきます」と書いただけで説明になっていない。ネットユーザーの間では、アマゾン側のおそまつな対応を批判する声が続出している。

 アマゾンのサイトによると「4月8日午後0時前後をもって、全ての商品にかかる買取お申し込みの受付を終了」と告知。

 4月14日までに買取サービスセンターに到着した商品については「到着し次第査定を行い、買取が成立したものについてはその代金をお支払います」としているが、同15日以降にサービスセンターに到着したものは、全て返送するという。買取が成立しなかったものも同15日以降に順次返送されるという。

 短文投稿サイト「ツイッター」では、サービス終了について「悲しみ…」「良いサービスだったので残念」「リユースが拡がってるけど、費用対効果を考えると上手くいかないのかな?」「結構早かったね。送料無料終了とか利益でないサービスはばっさばさ終了かな」「採算とれなかったんだと思うよ」「買取価格高かったからなーあまりおいしくなかったんやろう」「やはり終了したか」などのコメントが見られた。

 サービス終了の理由についてアマゾンは、サイト上の「よくあるご質問とその答え」の中で「なぜAmazon買取サービスを終了するのですか」という問いに答える形で説明しているが、「Amazonは常にお客様の利便性を追求し、サービスの強化に努めています。今後もさらなるサービス強化を行っていきます」と答えになっていない。

 ツイッターでは「答えるつもりがないなら書くな」「『何故サービス終了するのか?』に対して『サービス強化に努めています』という答えは面接とかだと落とされそう」「まるで回答になってねえ」などの書き込みが相次いだ。

 アマゾンは、ゲーム買取サービスを2012年5月7日に開始。DVDやCD、本などの買取へサービスを拡大してきた。

 特に本に関しては、昨年6月3日に始めたばかり。1冊の売却からでも無料で自宅まで集荷し、買取センターで受領後24時間以内に査定・支払いが完了するという内容だった。

閉じる