AI駆使、フィンテックを体験 みずほ銀、都心に次世代型店舗

2016.5.17 05:00

 みずほ銀行は16日、最新のITを活用した金融サービス「フィンテック」を体験できる次世代型店舗を東京・丸の内にオープンした。マイナス金利政策の導入で、個人の資産運用ニーズが高まる中、ロボットや人工知能(AI)を駆使してコンサルティング力を強化する方針だ。

 店舗内には、宝くじについて何でも教えてくれるソフトバンクの人型ロボット「ペッパー」を設置。資産運用を支援してくれるタブレット端末や、テレビ会議システムを通して証券取引ができる個室も設けた。同日の開店式典で、林信秀頭取は報道陣に「みずほの未来を切り開く店舗だ」とPRした。

 八重洲口支店の移転に伴い、リニューアルオープンした。訪日外国人客の来店を想定し、海外で発行されたカードに対応する現金自動預払機(ATM)も設置した。

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