管理職のパワハラチェック用シート グローイング

2017.9.26 05:00

 グローイング(東京都港区)は管理職教育用に、適性検査の受検者がパワーハラスメントを起こすリスクを数値化するウェブサービス「パワハラ振り返りシート」の提供を始めた。

 パワハラを起こしがちな人に共通する6つの行動特性に注目。パワハラを起こすリスクを10点満点で算出し、レベルを「危険領域」「要注意領域」「注意領域」で評価し、スコアが最も高い項目は留意事項を示し助言する。管理職自らがパワハラの芽に気づき、コミュニケーションやマネジメントスタイルの改善を促すことで一体感ある組織づくりに貢献する。同社はパワハラ予防・対策で実績のある湯澤社会保険労務士事務所(同中央区)と共同で、パワハラ振り返りシートを開発。管理職自身が客観的に自己を理解し、改善を促すウェブ適性検査を両社間で試験運用することで実施ノウハウを蓄積してきた。20人分以上から受け付け、価格は1人当たり4860円。2017年度中に50社以上への導入を目指す。

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