2017.10.30 14:07
製品の性能データ改竄問題が発覚した神戸製鋼所が、みずほ銀行など大手3銀行に計500億円の融資を要請したことが30日、分かった。社債の借り換えなどに備え、手元の資金を厚くするのが狙いとみられる。
融資の要請先はみずほ銀行のほか、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行で、3行は融資実施を慎重に検討している。主力のみずほ銀は、資金繰りを含めて全面的に支援する方針を表明していた。
神戸製鋼の今年3月末時点の金融機関などからの融資残高は4721億円、社債残高は1760億円だった。
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