1月のお金の量476兆円 前月から0・7%減

2018.2.2 10:57

 日銀は2日、金融機関からの国債買い入れなどで世の中に供給しているお金の総額が、1月末時点で前年同月比9・5%増の476兆7186億円になったと発表した。昨年12月からは0・7%減と2カ月ぶりに前月を下回った。

 金融機関が日銀の当座預金に預けている残高は前年同月比11・1%増の368兆5501億円だった。紙幣は4・5%増の103兆3886億円、貨幣は1・1%増の4兆7799億円だった。

 お金の供給量は「マネタリーベース」と呼ばれ、金融緩和の目安の一つとされる。日銀は2016年9月に金融政策の枠組みを見直し、操作目標をお金の量から金利に変更した。

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