虐待疑い、初の3万人超え 緊急保護も最多、18歳未満 上半期、全国の警察

 

 親や保護者から虐待されている疑いがあるとして、全国の警察が今年1~6月に児童相談所へ通告した18歳未満の子どもは3万262人だったことが21日、警察庁のまとめで分かった。昨年同期より5751人増え、半期ごとの統計がある平成23年以降では初めて3万人を超えた。

 このうち生命や身体に危険があるとし、警察が緊急対応で保護した子どもは1787人に上った。昨年同期より236人増で、この統計を始めた24年以降、上半期では最多となった。坂口正芳長官は21日の記者会見で「児童虐待および子どもの性被害防止対策を一層推進したい」と述べた。

 虐待の内容を見ると、暴言を吐くなどの「心理的虐待」が2万1406人で70・7%を占めた。中でも、子どもの前で家族に暴力を振るう「面前ドメスティックバイオレンス(DV)」の被害については、24年上半期の2434人から5倍以上に膨らみ、1万3859人に上った。

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