年金支給漏れ、局長ら計10人処分 機構理事長ら報酬一部辞退

 

 元公務員の妻ら約10万6千人に総額約598億円の年金の支給漏れがあった問題で、厚生労働省と日本年金機構は29日、同省年金局長と機構理事長ら関係者計10人を処分した。

 同省で厳重注意処分を受けたのは、現職の年金局長と年金管理審議官、過去に局長と同審議官を務めた現在の保険局長と大臣官房審議官(医療介護連携担当)、大臣官房長の5人。8段階ある処分のうち、2番目に軽い処分という。

 年金機構は、水島藤一郎理事長ら役員3人を文書で注意処分。3人は自主的に月額報酬の10分の1を2カ月間辞退する。このほか中央年金センター長と年金記録企画部長の2人を訓告処分した。

 加藤勝信厚労相は閣議後の記者会見で「年金に対する信頼を揺るがしたことを踏まえ、組織管理上の責任がある職員を処分した」と述べた。

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