電通社員過労自殺で山本敏博社長、改革に決意 「働き方、働きぶりで信頼を」

 
判決公判終了後、囲み取材に応じる電通の山本敏博社長=6日午後、東京・霞が関(川口良介撮影)

 東京簡裁での判決後、報道陣の取材に応じた電通の山本敏博社長は「働き方でも働きぶりでも信頼していただける会社になる。それが私の最大の責任」と、働き方改革に向けた決意を改めて口にした。過労自殺した高橋まつりさんや遺族に対しては「申し訳ない気持ちでいっぱい。法令を順守し過重労働を根絶することを、おわびとともに約束する」と述べた。

 電通の業績が悪化したことについて問われると、要因の一つに働き方改革を挙げ、「仕事の効率が上がっていないのに時間をセーブすることが影響している」と説明。一方、「そのことより仕事の内容、社員の健康、業績が前より良くなるかが最も大きな経営課題」とした。