「ひろすけ童話賞」 萩原弓佳さんの「せなかのともだち」に栄誉 山形

 
萩原弓佳氏

 「泣いた赤おに」で知られ、「日本のアンデルセン」とも呼ばれる童話作家、浜田広介を顕彰する「第28回ひろすけ童話賞」に、萩原弓佳さん(46)の「せなかのともだち」(PHP研究所)が選ばれた。賞金50万円。

 受賞作品は、崖から羊の背中に落ちたハリネズミが、動けば動くほど羊の毛にからまり取れなくなってしまう。このハリネズミと羊を主人公に、羊の毛に埋もれながら弱くなったハリネズミが自分の行動を反省するという物語で、萩原さんは「素直になれない2人が、旅をするにつれて素直になっていく心の変化を感じてほしい」と話す。

 萩原さんは、大阪府吹田市生まれ。日本児童文芸家協会会員で、『はじめての握手』で第16回創作コンクールつばさ賞童話部門優秀賞を受賞している。

 11月4日、浜田広介記念館(山形県高畠町)で贈呈式が行われる。

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