戦艦長門の軍艦旗、山本五十六の故郷へ ミズーリ記念館から新潟・長岡の記念館に寄贈

 
山本五十六記念館に寄贈された戦艦「長門」の軍艦旗の前で、握手する丸山智館長(左)と戦艦ミズーリ記念館保存協会のマイケル・カー会長=6日、新潟県長岡市(太田泰撮影)

 先の大戦中に日本海軍の主力艦で、連合艦隊司令長官の山本五十六が乗艦したことで知られる戦艦「長門」の軍艦旗が6日、米ハワイ・ホノルルの戦艦ミズーリ記念館から、出身地の新潟県長岡市にある山本五十六記念館に寄贈された。

 軍艦旗は長門が戦後米軍に接収された際に米兵が持ち帰り、その後、戦艦ミズーリ記念館が保管していた。昨年12月に磯田達伸市長が真珠湾攻撃の日米合同追悼式に出席した際に、同記念館側から寄贈の申し出があった。

 贈呈式には、磯田市長や戦艦ミズーリ記念館保存協会のマイケル・カー会長らが参加。山本五十六記念館によると、軍艦旗は実際に艦上で掲揚されていたものとみられ、丸山智館長は「貴重な旗の寄贈に感謝する。今後の展示についてしっかりと協議し、平和教育に役立てていきたい」と語った。

 長門は戦前・戦中に「世界七大戦艦」の一つとして、日本の国民に親しまれた。先の大戦中は昭和16年の真珠湾攻撃や19年のレイテ沖海戦などでも活躍した。

 戦後の21年に長門は核実験の標的艦として使われ、ビキニ環礁に沈められた。