遺伝子組み換え 世論と法規整備

2013.11.7 05:00

 中国農業大学の教授ら61人が遺伝子組み換えイネの産業化を政府に求めたことを受け、中国では再度、遺伝子組み換え食品の安全性をめぐり、関心が高まっている。一方、中国農業省は科学普及活動に力を入れていく方針を変えておらず、遺伝子組み換え技術の産業化に向けた世論形成や管理法規の修正作業を進めていく構えをみせている。

 中国農業科学院植物保護研究所の謝家建副研究員によると、中国で遺伝子組み換え生物の生産・使用が認可された作物は、綿花、イネ、トウモロコシ、パパイアがある。しかし、産業化が認められているのは、綿花とパパイアのみだ。

 同大学食品科学・栄養工程学院の羅雲波院長は「どの国にとっても、遺伝子組み換え技術は今後の農業分野で国際競争力に直結しうる重要な武器である」として、2012年末までに59の国や地域で食用や家畜飼料としての輸入が許可されているほか、28カ国が25種の作物を商業化している点を強調する。

 今回の要求に関し、同大学は「消化過程が人間と極めて類似している」という豚を使った90日間の飼育実験によって安全性が保証されたと説明している。しかし、消費者の知る権利や選択の自由については今後、十分な議論が必要となるだろう。(新京報=中国新聞社)

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