2020年東京五輪のスターを“青田買い”!! 「第66回全日本バレーボール高等学校選手権」(春の高校バレー)は来年1月5日、東京体育館で開幕。男女計104校が頂点目指して繰り広げる熱い戦いは今回、フジテレビ系のCS放送などで初めて準決勝までの全100試合が生中継されることになった。出場選手は7年後に全日本の主力となり得る年齢層。東京五輪で活躍しそうな才能をチェックする絶好の機会だ。
高校生バレーボーラーのひたむきな姿が、リアルタイムでお茶の間に届けられる。フジテレビとスカパーJSATのタッグで、ほぼ全試合の生中継が初めて実現する。
CSでチャンネル3つを持つフジテレビでも、従来は初日5コート、2~3日目4コートで行われる春高の完全生中継は不可能だった。そこで今回、スカパーが協力。スカパー独自のチャンネル「スカチャン」0~2を加えた計5チャンネルを使い、準決勝までの計100試合を完全生中継。決勝は地上波でディレー中継され、CSでは夜に録画を放映する。
高校スポーツの生中継は夏の甲子園で48試合、ラグビーの花園でも50試合。試合数3桁に達する最大規模の生中継にふさわしく、選手には将来性豊かな顔ぶれが並ぶ。女子の目玉は1メートル80の古賀紗理那(熊本信愛女学院2年)だ。10月のU-23世界選手権で銅メダル獲得に貢献し、最優秀アウトサイドスパイカー賞を受賞。「木村沙織2世」の呼び声も高い。
その熊本信愛女学院を高校総体決勝で下した名門・東九州龍谷(大分)では、セッター比金みなみ(3年)の采配が見もの。世界ユース代表の白井美沙紀(神奈川・大和南2年)も注目株だ。
男子では星城(愛知)の石川祐希主将と山崎貴矢(ともに3年)の主軸2人に期待。チームは2連覇とともに高校総体、国体との3冠も狙う。
東亜学園(東京)の大竹壱青主将(3年)と雄物川(秋田)の鈴木祐貴(1年)は、ともに2メートルを超える高さで将来の活躍が大いに期待される。生中継で、お気に入りの選手を早々とチェックするのも新春の楽しみだ。
視聴方法
「スカパー!」で「フジテレビONE」「フジテレビNEXT」を契約していれば「スカチャン」での放送も視聴可能。契約などについての問い合わせは「フジテレビ有料チャンネル インフォメーションセンター」(電)0570・088・818(午前10時~午後6時、1月1~3日は休み)まで。