石油連盟(木村康会長)は11日、2013年度「地球・夢・未来-石油の作文コンクール」の表彰式を東京・大手町の経団連会館で行った。15回目となる今回は、国内の小学校と海外の日本人学校計329校から4203作品が集まった。
同コンクールは子供たちに石油の大切さを知ってもらうことなどを狙いに、1999年度から実施。個人賞と学校賞があり、個人賞では「石油は大切な命」で応募した小澤礼奈さん(埼玉県東秩父村立槻川小学校6年)が最優秀作品賞(文部科学大臣賞・石油連盟会長賞)に選ばれ、木村会長(JX日鉱日石エネルギー会長)から賞状が手渡された。また、7作品に優秀作品賞、11作品に審査員特別賞が贈られた。
学校賞では、秋田県大館市立有浦小学校が最優秀学校賞(石油連盟会長賞)に輝いた。優秀学校賞3校、優良学校賞7校も表彰された。
木村会長は「東日本大震災のとき、石油は暖房用燃料などとして多くの被災者の命を守りました。こうした力も時とともに忘れられがちですが、皆さんが作文を通じて石油の大切さを分かってもらえたとしたら、こんなにうれしいことはありません」と語った。