【ビジネスアイコラム】「ベンチャーで成長」選ぶ東大生 (1/2ページ)

2014.3.21 05:00

 経団連の申し合わせにより、来年新卒入社組への採用面接は4月1日が解禁日だ。とはいえ、3月でもオフィス街でリクルートスーツを着た学生に出くわすことは少なくない。水面下で学生とどんどん接触し、事実上の選考を進めている企業が多いからだ。

 人気を集めているのは、メガバンクや総合商社だ。限られた席を取り合うゲームで圧倒的に有利なのが、東大や京大といったトップ校の学生なのは言うまでもない。ところが、そうした特権階級に属するエリートの一部に、大きな変化が生まれている。安定した国内の大手でも高給の外資でもなく、小さな会社で、がむしゃらに働くことを選ぶ学生(それも、とびきり優秀な層)が増えているのだ。

 コラムニストのオバタカズユキ氏の新著「大手を蹴った若者が集まる知る人ぞ知る会社」(朝日新聞出版)は、そうした実例を豊富に集めた本である。本書の冒頭に「私はキレイ事が嫌いだ」と記すオバタ氏が、だんだんと「大手を蹴った若者」の優秀さやガッツに引かれていく様子が印象的だ。

 気になって調べてみると、確かに東大などトップ校からベンチャーへの入社は目に見えて増えている。父親の世代が知らないような企業が人気なのだ。

 その筆頭が、インターネット上のマーケティング戦略コンサルティングを行うビービットだろう。社員がまだ112人の企業だが、2013年、14年入社の26人のうち、東大が11人、京大が8人という精鋭ぶりだ。それを反映して学生の間で同社の知名度は高い。

 ところが「ビービット」で検索しても、新聞記事のデータベースではヒットしない。クライアントの間では評価が高い企業だが、メディアにはあえて露出してこなかったためだ。

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