冷却用下着を商品化 宇宙服の技術を熱中症対策に

2014.6.30 13:34

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が月面用に研究している次世代宇宙服の技術を応用した冷却用の下着を帝国繊維(東京)が発売した。熱中症対策として消防士向けなどの販売を見込んでいる。

 上半身を冷やすベスト型で、ポリエステル製の下着にチューブが張り巡らされており、ポンプで約4度の冷却水を循環させる。体の熱を奪い温まった水を、腰につけた氷入りのタンクで再び冷やして循環させる仕組み。1リットルのタンクを使った場合、効果は約30分続くという。

 気密性の高い化学防護服を猛暑日に着用して効果を調べたところ、服内の温度は6・7度低下し、作業者の疲労度も大きく軽減した。試作品は東京電力福島第1原発事故後の収束にあたる作業員の着用でも効果が確認されている。

 密閉構造の宇宙服内の温度上昇を抑えるため、JAXAが研究している冷却用下着の技術を民間に生かした。重さは水や乾電池などを含め約2・3キロ。価格は6万円(税別)。今年度に1千着の販売を計画している。

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