【期限切れ鶏肉】「どこまで目配りすれば…」中国食品チェック限界 業界困惑 (1/3ページ)

2014.7.23 22:39

「上海福喜食品」の工場内に掲げられた、安全記録を示す電子掲示板=20日、中国上海市(新華社=共同)

「上海福喜食品」の工場内に掲げられた、安全記録を示す電子掲示板=20日、中国上海市(新華社=共同)【拡大】

  • 中国・上海の「上海福喜食品」で倉庫を封印する食品監督当局者=20日(新華社=共同)
  • 中国・上海の「上海福喜食品」でコンピューターを封印する食品監督当局者=20日(新華社=共同)
  • 「上海福喜食品」の工場内にある、食肉製品の生産ライン=20日、中国上海市(新華社=共同)
  • 使用期限切れの鶏肉を販売していた問題で、報道陣の質問に答えるファミリーマートの中山勇社長=23日午前、東京都豊島区

 中国・上海の食品会社が期限切れの鶏肉を販売していた問題は、改めて食材の中国リスクを見せつけ、各業界に困惑が広がった。

「対岸」ではない

 問題の「上海福喜食品」からファミリーマート向けチキンナゲットを輸入する伊藤忠商事は、中国当局や自社調査による全容解明を見極めた上で、「再発防止策を考えたい」としている。だが、今春からの取引開始にあたり、ヒアリングや現地工場などの視察を通じてチェック体制を構築してきただけにショックを隠せない。原料や生産、衛生管理の各段階に今後どこまで目配りできるかが大きな課題だ。

 上海福喜食品と取引はないが、中国やタイから鶏肉加工品を輸入する大手商社も、「対岸の火事」ではないとの受け止めだ。「社員が日常的に常駐しチェックしているわけではない。偽装や悪意を見抜けない可能性もある」と懸念する。

改めて管理徹底

 日本の食品業界でも、2008年に発覚した中国製冷凍ギョーザ中毒事件などを受け、安全管理やトレーサビリティー(履歴管理)の徹底を図ってきたが、今回の問題で、改めてチェック体制を確認する動きが広がっている。

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