安愚楽牧場の旧経営陣、詐欺罪は再び不起訴 東京地検

2014.10.3 21:12

 経営破綻した安愚楽(あぐら)牧場(栃木県)の特定商品預託法違反事件で、元社長の三ケ尻久美子被告(70)=同法違反罪で公判中=ら旧経営陣3人について、出資者から詐欺罪での刑事告訴を受け捜査していた東京地検は3日、嫌疑不十分で不起訴処分とした。

 この事件をめぐっては、出資者が「経営破綻することを知りながら新たな出資者を募ったのは詐欺に当たる」などとして刑事告訴。地検は昨年10月に同罪で不起訴処分としたが、出資者は処分を不服として検察審査会に申し立てた。検審は今年4月に不起訴不当と決議し、地検が再捜査していた。

 地検は「旧経営陣は資金繰りが悪化した後も金融機関と交渉するなどしており、詐欺の故意があったとまでは言えない。必要十分な捜査は行ったが、詐欺を立証する証拠が集まらなかった」と説明している。

 一方、弁護団の紀藤正樹弁護士は「不起訴ありきの再捜査としか思えず、納得できない」とし、別の詐欺罪での刑事告訴を検討していることを明らかにした。

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