【ノーベル物理学賞】天野さん、「これが世の人の役に立つ」と研究30年 中学までは勉強嫌い

2014.10.7 20:49

天野浩・名古屋大教授

天野浩・名古屋大教授【拡大】

  • スウェーデンの王立科学アカデミーがノーベル物理学賞の授与を発表し、スクリーンに映し出された(左から)赤崎勇・名城大終身教授、天野浩・名古屋大教授、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授=7日、ストックホルム(AP)
  • ノーベル物理学賞に決まった天野浩・名古屋大教授の等身大パネル(中央)を囲み、万歳する研究室の学生ら=7日夜、名古屋市千種区の名古屋大

 ノーベル物理学賞を受賞した天野浩氏(54)は浜松市で生まれた。名古屋大のホームページ(HP)によると、中学生までは勉強嫌いだったという。高校時代の朝礼で、校長が紹介した「限りある身の力試さん」という江戸時代の儒学者の和歌の一節に触発され、勉強に打ち込むようになった。

 名古屋大工学部では今回ともにノーベル賞を受賞した赤崎勇氏の研究所で研究を進めた。4年時に卒業研究を決める際、青色発光ダイオードというテーマに「これが世の人の役に立つ」と思い、研究を始めた。それ以来、約30年に上る。

 天野氏は自身の研究が照明の省エネ化などに役立ったことについて「皆様のお役に立てたことはこの上ない誇りです。自分の体験を次の世代の若い人たちに伝え、自分以上の素晴らしい体験をしてもらいたいと願っています」と名古屋大のHPに記している。

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