省エネ新型車両、収益多角化の切り札 鉄道総研など、超電導材や蓄電池活用 (4/4ページ)

2014.10.13 07:20

 近畿車両も02年から、環境に優しく省エネルギー時代に対応できる鉄道車両の研究開発を続けている。10年にGSユアサと共同開発した車両駆動用蓄電池システムを搭載してリチウムイオン蓄電池のみで走行する超低床路面電車「ameriTRAM」を北米で走らせた。外部充電装置としてパンタグラフを搭載しており、電化、非電化を問わず全ての路線で走ることができる。

 蓄電池路面電車の開発ノウハウを生かし、12年に長距離の非電化路線を外部充電することなく走行する自己充電型バッテリー電車「SmartBEST」を完成させた。従来の気動車に比べ半分以下の小さなエンジン発電機で蓄電池に充電し走行することができる。堀江富士雄取締役は「これまで開発した技術を生かして、さらなる省エネルギー車両を開発していく」と話している。(松村信仁)

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