次世代原発「高温ガス炉」、安全審査を申請 原子力機構、来年度の運転再開目指す

2014.11.26 17:18

 日本原子力研究開発機構は26日、次世代の原発といわれる高温ガス炉の試験研究炉(茨城県大洗町)について、原子力規制委員会に安全審査を申請した。審査期間は見通せないが、原子力機構は来年度にも運転を再開したい方針。

 高温ガス炉は通常の原子炉と異なり、冷却に水ではなくヘリウムガスを使う。ヘリウムは化学的に安定しており、東京電力福島第1原発事故のような水素爆発は起きない。炉心材料は黒鉛を用いており炉心溶融(メルトダウン)も原理上起きず、安全性が高いとされる。

 原子力機構は申請に当たって、基準地震動(想定される最大の揺れ)を350ガルから700ガルにし、基準津波(想定される津波の高さ)も約1メートルから17メートルに修正。敷地が標高36.5メートルにあり、防潮堤は必要ない。

 原子力機構の研究炉は平成10年に核分裂が継続する「臨界」に成功したが、原発事故の影響で平成23年3月から運転停止していた。

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