中国企業が「アビガン模造薬」生産か 富士フイルム、特許侵害なら提訴の構え (1/5ページ)

2015.1.14 06:51

富士フイルムホールディングスが2008年に買収した富山化学工業。同社のインフルエンザ治療薬が、エボラ出血熱への効果を期待されている

富士フイルムホールディングスが2008年に買収した富山化学工業。同社のインフルエンザ治療薬が、エボラ出血熱への効果を期待されている【拡大】

  • アビガン錠(ブルームバーグ)

 エボラ出血熱の治療薬として期待されている富士フイルムホールディングス(HD)グループの「アビガン(一般名・ファビピラビル)」の模造薬を、中国企業が生産しているとして、富士フイルム側が中国企業に調査を求めている。同社は2004年から13年にかけて中国でアビガンの関連特許を取得済みで、公開された特許情報を見て製造された疑いがあるという。特許侵害ならば提訴を辞さない構えをみせているが、中国では研究開発段階の医薬品に関し特許侵害に当たらないとする判決事例も多く、問題が深刻化する可能性もはらんでいる。

 「同じ成分」で疑惑

 中国では、偽ブランド品などによる知的財産権の侵害が相次いでいるが、発売前の先端医療品にまで被害が広がっている可能性が出てきた。

 アビガンの模造薬とみられているのは、中国大手製薬会社「四環医薬」が保有する「JK-05」と呼ばれる薬品。世界保健機関(WHO)の担当者がアビガンと「成分が同じだ」と指摘している。

中国人民解放軍による「軍隊特需薬品許可」も取得しているという。ただ…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。