≪「講師を囲む集い」学生と熱い交流≫
2014年度産経新聞寄附講座の前期しめくくりと後期へ向けての展開のため、7月24日に中央大学駿河台記念館で「講師を囲む集い」を開催した。優秀なレポートを作成した学生が参加できるこの集いでは、あちこちで講師を囲む学生の輪が見られ、和やかなムードのなかにも学生たちの熱い思いが感じられた。
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≪講座が結ぶ学生・OB・経営者≫
味の素ゼネラルフーヅ(AGF)の横山敬一社長は、2014年度に引き続き、15年の寄附講座にも登壇する。実は、社長秘書の樋口さんと4月に新卒入社する小松さんが中央大学出身だ。大学と企業が縁でつながった3人に話を聞いた。
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□味の素ゼネラルフーヅ社長・横山敬一氏
■受講生の真剣な姿勢に感銘
昨年、当講座で初めて多摩キャンパスを訪問し、その素晴らしい環境と受講生の真剣な取り組み姿勢に大変感銘を受けました。
各界でご活躍中の方々のお話を直接聞ける機会は、まさに中央大学が目指している実践教育そのものであり、今年度も産経新聞と大学当局のご尽力により開催されることは大変意義深いことです。
私も再びお話をする機会をいただきましたが、当社は今春、外資50%の合弁から味の素グループの100%連結会社となり、グループのグローバルなコーヒー・嗜好(しこう)飲料事業の中核会社として世界を舞台に第2の創業をスタートします。OGの経理部長をはじめ、先輩たちも大いに活躍しています。皆さんにキャンパスでお会いできることを楽しみにしております。
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【プロフィル】横山敬一
よこやま・けいいち 早大政経卒。1974年味の素に入社。2009年取締役専務執行役員食品カンパニープレジデント。13年から現職。