スローフードジャパン「燗酒コンテスト2015」(主催:スローフードジャパン・酒文化研究所)が7月31日、東京港区の日本酒造組合中央会で開催された。
伝統的な飲み方である温めて飲むことで、より美味しく香味性をもつ日本酒を選出することを目的に、第7回目を迎える今回は、昨年を大きく上回る、223社から633点の日本酒が出品された。
厳正な審査が行われ、お値打ち燗酒・ぬる燗部門(40~45度)、お値打ち燗酒・熱燗部門(50~55度)、プレミアム燗酒部門(40~45度)、特殊ぬる燗部門(40~45度)の4つの部門で、それぞれ入賞となる合計181点の銘柄を選出した。
さらに、審査員の評価スコアの上位5%となった銘柄を、最高金賞と認定した。10月14日には東京銀座で、受賞した蔵元を迎えての表彰イベントを予定している。なお、プレミアム燗酒部門〈720ミリリットル1100円もしくは1.8リットル2200円(税別)を超えるもの〉の最高金賞を受賞した10銘柄は以下のとおり。
●純米酒「天寿」(秋田)●純米吟醸原酒 虎屋(山形)●峰乃白梅 純米吟醸 潤(新潟)●天領盃 越淡麗 大吟醸(新潟)●特別純米酒 半蔵 辛口(三重)●近江龍門 特別純米酒(滋賀)●八重垣 特別純米 山田錦(兵庫)●環日本海 山廃純米やさか仙人(島根)●純米大吟醸 光武(佐賀)●亀萬純米限定酒(熊本)