CO2地中貯留へ試運転 北海道に日本初の大規模試験施設 (1/2ページ)

2015.11.21 07:15

北海道苫小牧市の大規模試験施設で試運転を始めるCO2分離・回収の主要装置(日本CCS調査提供)

北海道苫小牧市の大規模試験施設で試運転を始めるCO2分離・回収の主要装置(日本CCS調査提供)【拡大】

 火力発電所や工場の排出ガスに大量に含まれる二酸化炭素(CO2)を大気中に排出せずに地中に閉じ込める技術の日本初の大規模試験施設が北海道苫小牧市に完成し、排出ガスからCO2を分離する主要装置の試運転を20日、始めた。

 地球温暖化対策の切り札の一つとされ、世界でも取り組みが始まっている。30日からパリで始まる国連気候変動枠組み条約の第21回締約国会議(COP21)で新たな国際枠組みがまとまれば、利用が広がる可能性がある。

 日本は苫小牧市での実証を経て2020年ごろに技術を実用化させ、CO2大幅削減に役立つように備える。

 技術はCCSと呼ばれ、大手エネルギー企業などが出資する「日本CCS調査」(東京)が経済産業省の委託を受けて出光興産北海道製油所敷地内に建設した。

 CO2を含んだ製油所からの排出ガスを、パイプラインを通じてCO2分離・回収装置に取り込み、特殊な溶液にCO2を吸収させる。その後、溶液を加熱するなどして99%以上の濃度のCO2を集める仕組みだ。

CO2は当面は大気中に放出。来年4月から3年間…

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