「こいつ動くぞ!」実物大ガンダムを動かす意義 富野由悠季総監督も評価 (2/4ページ)

2015.12.12 07:15

ダイバーシティ東京前に立つガンダムの等身大立像

ダイバーシティ東京前に立つガンダムの等身大立像【拡大】

  • 第一次受賞者が決まり18メートルの動くガンダムを作るプロジェクトが実現へ足を踏み出した

 国内外の学術研究機関などからアイデアが寄せられ、これを「機動戦士ガンダム」の富野由悠季総監督、早稲田大学副総長・理工学術院教授の橋本周司氏らが審査して、4つのアイデアを選び出した。

 このうち奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程に所属する24歳の金子裕哉氏は、ガンダムとザクが相撲のように組んだ形で歩くアイデアを提案。「自分にはふたつ夢があって、ひとつは富野監督に会うこと、もうひとつがガンダムを作ること」と挨拶し、来場していた富野監督と会い、動くガンダム作りに加われたことを喜んだ。

 台湾大学非常勤准教授のミン・スン・チェン氏は、「ロボットが人間のような歩行を実現するための、ヒューマノイドロボット歩行に関する新しいメカニズムの提案」で受賞した。本体のガンダムを軽くし、外部からの動力で動くようにした独立歩行システムで受賞したのは、ロボフューチャー代表の木原由光氏。「多くの皆さんと協力して、計画に貢献できるよう頑張りたい」と抱負を語った。

発表会には、富野総監督ら選考に関わったメンバーも登壇して…

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