関大生が商店街の活性化に一役 お好み焼きに入刀、ユニーク結婚式 (2/4ページ)

2015.12.30 17:11

ケーキの代わりにお好み焼にコテを入れて「ケーキ入刀」する新郎新婦=5日午後、大阪市城東区

ケーキの代わりにお好み焼にコテを入れて「ケーキ入刀」する新郎新婦=5日午後、大阪市城東区【拡大】

  • 新婦が新郎の口にお好み焼を運ぶファーストバイト=大阪市城東区
  • 新郎新婦の人前式に、奥野隆司城東区長(左)も裁判長役でゲスト参加した=大阪市城東区
  • 新郎新婦の人前式に、奥野隆司城東区長(左)も裁判長役でゲスト参加した大阪市城東区
  • フラワーシャワーで祝福を受けながら、路地から商店街に設けられた会場に向かう新郎新婦=大阪市城東区

 商店街のお好み焼店が手掛けた三段重ねのお好み焼がケーキ代わりに登場。クリスマス仕様にデコレーションされたお好み焼にコテを入れて「ケーキ入刀」し、新婦が新郎に食べさせる「ファーストバイト」にする趣向だ。

 披露宴も商店街内のさまざまな飲食店に分散して開かれ、新郎新婦が各店を回るパレード形式で進んでいった。

 安田さんは「城東区で育ち、生活したいと思い、みなさんに祝福してもらおうと応募した。商店街ならではの温かさがよかった」と満足そうだった。

 何とかなりませんか

 京阪電鉄関目駅前の南に伸びる関目商店街と学生たちをつないだのは、実は佐藤氏だ。

 平成22年3月に大商会頭に就任した佐藤氏は「中小企業の繁栄なくして大大阪(だいおおさか)の復活はありえない」が持論で、中小企業を精力的に激励に回っていた。また、「商店街ウォッチャー」と称して各地の商店街にも積極的に立ち寄り、在任中の5年余りで企業と商店街計297カ所訪問し、今年11月には300カ所を達成するところだった。

全長約180メートルに約30店舗が軒を連ねているが…

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