【高論卓説】話題沸騰「ドローン」 日本が生んだ「タケコプター」の時代は来るのか (1/3ページ)

2016.1.8 06:14

 各地で話題沸騰のドローンは、技術開発が早すぎて世の中のルール作りや法整備が追いつかない典型的な例だ。だが、シンガポールの郵便事業会社、シンガポールポストは世界で初めてドローンによる郵便配達を実現したし、米アマゾン・コムも近々ドローンによる個人向け配送を計画している。ピザやラーメンの出前だってドローンで空から配達される時代がやって来るのだ。

 ドローンの原型は第二次世界大戦中にヘリ型無人偵察機として米軍で開発されてから、もう70年以上の歴史がある。また、この偵察機に爆弾を積んでイラクやアフガニスタンの戦場で爆撃機として使われた実績もある。が、高度もスピードもいまいちのドローンは敵からも狙われやすく偵察以外の目的としては今のところメジャーにはなれない。

 一方、小型軽量化、高性能カメラ、GPS(衛星利用測位システム)の開発とも相まって、ドローンは民生用としての用途は多彩だ。人が立ち入れないような地形の撮影に威力を発揮するから、交通路が閉ざされた被災地にもいち早く行ける。種まき・農薬散布などの農業利用のほか、広大なジャングルでの密漁の監視や国境警備などは最も得意だ。また、試験中の学生のカンニングを空中から見張るという監視ドローンもある。ドローンの特性としては「空を飛んで」または「空中静止して」、ビデオカメラにより「情報収集して」、GPSで「情報収集地点の特定ができる」から犯罪や密漁そしてカンニングも摘発できるし証拠も残せる。しかし、これだけ優れた機能を持つドローンで人が空を飛ぼうという話が出てこないのはどうしたことか?

「ねえSiri、しずかちゃんの家に連れてって」

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