両陛下、フィリピンへご出発 戦没者に心寄せ

2016.1.26 11:57

フィリピンへ出発される天皇、皇后両陛下=26日午前、羽田空港

フィリピンへ出発される天皇、皇后両陛下=26日午前、羽田空港【拡大】

  • フィリピン公式訪問を前に、羽田空港の貴賓室であいさつされる天皇陛下=26日午前(代表撮影)

 天皇、皇后両陛下は26日、羽田空港発の政府専用機でフィリピンに向け出発された。30日までの5日間、首都マニラに滞在し、先の大戦で命を落とした日比両国の戦没者を慰霊するとともに、同国側との友好親善に努められる。両陛下のフィリピンご訪問は、皇太子夫妻時代の昭和37年11月以来、2回目となる。

 今年は日本とフィリピンの国交正常化60周年に当たることから、昨年6月に国賓として来日したアキノ大統領から両陛下のご訪問について招請があったという。国際親善を目的とする公式訪問という位置づけだが、宮内庁は戦没者の「慰霊の旅」を続ける両陛下の強い意向を踏まえ、日本人戦没者の慰霊碑「比島戦没者の碑」と、フィリピン側戦没者を追悼する「無名戦士の墓」でのご供花を日程に組み入れた。

 このほか、マラカニアン宮殿で行われる歓迎式典や、アキノ大統領主催の晩餐(ばんさん)会に臨席するほか、フィリピン独立運動の英雄「ホセ・リサール」の記念碑にも供花される。

 先の大戦中、同国のルソン島で約27万人、レイテ島で約8万人、ミンダナオ島で約6万人など、多くの日本兵が戦死。厚生労働省によると、フィリピン全域での日本兵戦死者は51万8千人に上るという。また、同国側の犠牲者も多く、110万人に上ったとも言われる。昭和31年、日本が5億5千万ドル(当時1980億円)の戦争賠償金を支払うことが決まり、国交が正常化した。

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