【専欄】中国共産党機関紙の社説から分かる、中朝関係の複雑さ (1/3ページ)

2016.2.2 09:55

元滋賀県立大学教授・荒井利明

 中国共産党機関紙「人民日報」の系列紙である「環球時報」は、歯切れのよい社説や論評が売りで、それらは中国当局の本音を知るうえで有力な手がかりとなる。

 北朝鮮が年初に核実験を行って以降、「環球時報」は社説をいくつか発表している。それを読むことで、中国の朝鮮半島政策や中朝関係の現実をよりよく理解できる。

 核実験から2日後の社説は、核問題は元々は米韓日と北朝鮮の敵対から生じたと指摘し、「米韓日が積極的に解決に向けた環境作りをせず、北京が平壌に圧力をかけるだけで、平壌に核開発計画を放棄させることができると考えるのは、きわめて幼稚だ」と述べている。

 また、1月中旬の社説も、「一部の韓国人は中朝関係が『それほどよくない』ことを知りながら、北京は『平壌に言うことをきかせることができる』と信じている」と批判し、中国が核問題解決の「黄金のカギ」を持っているとみなすのは間違っていると主張している。

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