【天文衛星打ち上げ】「世界に認められる節目」喜びの記者会見

2016.2.17 23:42

打ち上げに成功したエックス線天文衛星「ひとみ」の模型を前に、手を合わせるJAXAの奥村直樹理事長(右)ら関係者=17日夜、鹿児島県の種子島宇宙センター

打ち上げに成功したエックス線天文衛星「ひとみ」の模型を前に、手を合わせるJAXAの奥村直樹理事長(右)ら関係者=17日夜、鹿児島県の種子島宇宙センター【拡大】

 H2Aロケット30号機によるエックス線天文衛星「ひとみ」の打ち上げが成功したことを受け、打ち上げ業務を担う三菱重工業や宇宙航空研究開発機構(JAXA)の責任者らは17日夜、種子島宇宙センター(鹿児島県)で記者会見し、喜びを語った。

 三菱重工業の阿部直彦宇宙事業部長は「無事打ち上げることができ、大変安堵している」と述べ、30号機の打ち上げを成功させたことの意義について「わが国の技術力が世界的に認められる一つの節目ではないかと思う」と語った。

 ひとみの計画を統括するJAXAの高橋忠幸プロジェクトマネージャは「衛星の状態は正常」と顔をほころばせた。衛星の名称は開発チームの関係者や、その家族などに候補を募って決めたという。「一生懸命、日本的な名前がいいなと調べ、よい意味を持つ名前として選んだ。『あっこれだ』と思い、うれしい気持ちになった」と語った。

 ひとみに搭載されている検出器を共同開発した米航空宇宙局(NASA)チームの代表者、リチャード・ケリー博士は「日本と一緒に仕事ができたことをうれしく思う」と述べた。

 JAXAの奥村直樹理事長は「平成27年度を振り返ると、こうのとり5号機を打ち上げたほかH2Aロケット29号機での高度化技術の実証もでき、当初計画通りの作業ができた」などと自己評価した。

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